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APREAMARE

「アプレアマーレ」

懐かしくも新しい モダンな息吹

アプレアマーレは、1849年、地中海スタイルの「GOZZO/ゴッツォ」と呼ばれる木造漁師舟の建造メーカーとして創業しました。
古くから親しまれる地中海スタイルの木造漁師舟にモダンな息吹を載せラグジュアリーに洗練されています

GOZZOとは

ゴッツォは、北西部リビエラの港町や、南部のソレント半島にみられる、イタリアの伝統的なオールとセールで進む木造漁師舟です。
ハルの前方と後方が類似したダブルエンダ―の形状を特徴とし、様々な海洋条件に柔軟に耐える伝統的な舟として、優れた安定性と耐航性を発揮します。
ゴッツォは、古代ローマ時代にまで遡る歴史があり、エルコナーロの遺跡で発見された舟も同じ形をもっていました。ゴッツォは今なお伝統的な木造の漁師船として現役でイタリアの港町を彩っています。GOZZOスタイルのチャーミングな装いを活かした、アプレアマーレのようなラグジュアリーなモーターボートに発展したものもあり、幅広く愛されています。

伝統の意匠×最先端を纏う

1849年に創業したアプレアマーレは、GOZZOの建造メーカーとして、代々オールとセールで進む伝統的な漁師舟を手造りで造り続けてきました。
1930年代にアプレアマーレの初の変革として、GOZZOにエンジンを組み込むことに成功。伝統的なGOZZOに当時の最先端の技術を取り入れる前衛的な思想をもって開発に精鋭し、恐れることなく変革を受け入れていきました。当時の一大決心が、現在ではごく当たり前となった、エンジン搭載のモーターボートの前身となっています。この成功により、第二次世界大戦以後、エンジンを搭載したモーターボートの建造に舵を切っていきます。生活様式の多様化とともにラグジュアリーボートの概念が広がり、バカンスに適したGOZZOへと進化を推進していきます。GOZZOは、優れた安定性と耐航性を発揮する小さなラグジュアリーボートとして、愛好家から支持を得ていきました。
オールとセールで進む舟から、プレーニングハルを持つプレジャーボートとなった現在の建造においても、大部分が船大工の手造りによって建造されています。
ハルは、木造時代の伝統的な建造工法であるストリッププランキングで形成されていた板目をデザインとして残し、カバーリングボードにマホガニー材を贅沢に仕様して、かつての ロマンを今に引き継いでいます。
アプレアマーレは、最新技術を積極的に取り入れつつも、世紀を超えて殆ど変わることのなかった伝統的なGOZZOを継承する、時代の変遷を巧みに先駆けるシンボルです。 爆発的な情熱から生まれる角礫を磨くように、GOZZOのスタイルを守り通す確固たる信念のもと開発が続けられています。 近年では、クラシックなナベッタ・スタイルの「MAESTRO/マエストロ」シリーズを展開。創造するエネルギーに満ちたアプレアマーレは、懐かしくも新しいこれまで以上の価値を見出しています。